前回のソースコード。 MinGWでGTK+3を使ったHelloWorldが成功した記念すべきコード。
入手先
開発環境
- Windows XP Pro SP3 32bit
- MinGW 4.6.2
- gcc 4.6.2
ライブラリ
- GTK+3
- gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32.zip 参考元
- libatk-1.0-0.dll
- libgdk_pixbuf-2.0-0.dll
- libgio-2.0-0.dll
- libglib-2.0-0.dll
- libgobject-2.0-0.dll
- libpango-1.0-0.dll
- gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32.zip 参考元
上記のDLLファイルをhello.exeとおなじディレクトリに配置すると実行できる。
ソースコード
hello.c
コンパイル
- コンソールを起動する
- 右のコマンドを実行する。
gcc -o hello.exe hello.c
pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0-mwindows
でも、コンソールでは```記号が使えないらしい。 そこで、Makeファイルに書くことにする。
Makefile
hello: hello.c
gcc -o hello.exe hello.c `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0` -mwindows
GitHubのMakeには-L/C:/MinGW/msys/1.0/gtk3/bin/
引数もついているが、不要。
DLLをexeとおなじ場所に配置せずに済むと期待したのだが、関係なかった。
MakeファイルのインデントはTABである必要がある。スペースではダメらしいので注意。
compile.bat
set make="C:\MinGW\bin\mingw32-make.exe"
set file="Makefile"
%make% -f %file%
pause
コンパイル実行
exe実行
- hello.exeファイルを実行する
- 以下のようにダイアログが表示される
所感
コンパイラ | Console | Windows |
---|---|---|
gcc | ○ | ○ |
g++ | ○ | ○ |
ライブラリ | 結果 |
---|---|
GTK+3 | ○ |
GTKmm3 | 未 |
ついに念願のGTK+3デビュー!
今のところGTK+2と何が違うのかわからないけど、WindowsXPでも使えた。
次はいよいよ、自前でコンパイルしたGTKmm3を使う。