それっぽくなったがMarkdownより書きづらい点がある。
成果物
AsciiDoctor.Hello.201705080722
開発環境
AsciiDocがMarkdownより書きにくい点
- listのネスト
- Markdonwならインデントすればネストできた。
- AsciiDocは
**
,***
などリスト記号の数でネスト階層を指定せねばならない。TABキーで気軽に変更することができない。書いては消すを繰り返してネスト階層を決めていくためこの編集のしづらさは致命的。
- aタグの記法
- Markdownなら
[title](href)
で記述できて半角スペースで分けなくてもリンクとして認識した - AsciiDocは
link:href[title]
となる。()
とlink:
ではlink:
のほうが冗長だし記号でないから可読性も下がる
- Markdownなら
- tableタグ
- 列幅
- Markdonwなら何も書かなくても必要最小限のサイズにしてくれた
- Asciidocはデフォルトでは列幅が画面最大値で列は等幅で見づらい
[options="header, "autowidth"]
とすると1行目をヘッダにでき、列幅を自動調整してくれる
- 構文
- Markdonwならヘッダ行とデータ行の間に
|--|--|--|
が1行必要 - AsciiDocは
|=========
がテーブルの開始と終了に2行必要
- Markdonwならヘッダ行とデータ行の間に
- 列幅
所感
なんとか使えそうか。編集のしやすさ、見やすさはMarkdownのほうが上。テキトーなメモはMarkdownにして、品質を上げたいときはAsciiDocにするといいかも?しかし相互変換できないから使い分けづらい。
また、Alignmentなど多機能なのはいいがソースコードが暗号のようになってしまい可読性が下がる。結局使わなくなるような機能もありそう。その選別も面倒。AlignmentをCSSでやるなら連携が必要になるが簡易記法としての意味が薄れてしまう。テーブル用に別のDSL(ドメイン固有言語)を用意するのもどうかと思うし、むずかしい。