やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

電子楽器の購入を検討する

音楽理論を勉強しているうちに触って音を出したくなってきた。すぐ音を出せないのがストレス。

目的

  • 音楽理論の学習目的(和音やコード進行の確認)

調べてみると機器に応じて以下のような目的がありうる。

目的 最適な機器
ピアノの練習 電子ピアノ(88鍵盤,鍵盤幅等倍,ベロシティ)
リアルタイムに波形データを変形して発音させる シンセサイザ
リズムを打ち込み再生する(位置ボタン16件(16ビート)をON/OFFさせる) シーケンサ
MIDIデータを鍵盤叩いて打ち込む MIDIキーボード
マイクやデータから音を取ってボタンに配置し指で叩く サンプラ

優先条件

優先 理由 犠牲
価格が安い とにかく音にすぐ触れたい。初心者なので高スペック不要 「最低限の機能と質」以外すべて
最低限の機能と質 価格を抑えるため 高音質, 多機能, 多音色
省スペース PCの側に置きたい。でかいと邪魔。捨てたり引っ越しが大変 リアルタイム演奏が難しい(音域が狭い、トラック数や小節数が少ない)
  • 入出力
  • 電源
    • ACアダプタ(別売、でかい)
    • 電池(単三6本と多い)
    • USB(ACアダプタから取れない)

種類

楽器はデジタルにする。消音できるから。アナログ楽器は対象外。消音できないから。

機器 説明
電子ピアノ 鍵盤と音源がある。タイムラグなく再生できる。
MIDIキーボード 鍵盤がある。音源がない。単機では音が鳴らない。
シンセサイザ 複数の音の波形を合成して、新たな音を作り出す
シーケンサ 音楽データ(主にMIDIなど)を自動再生ないし自動演奏させる
サンプラ 音を取り込んで、それを音源として鳴らす。
ミキサ 複数のオーディオデータなどを取り込み、それぞれの音量やパンなどを調整する
MTR 「マルチトラックレコーダー」の略。複数トラックを同時に録音できる

PCがあれば全部代用できるかもしれない。DAW環境など学習せねばならず未知数。

組合せ

  • 電子ピアノ
  • シンセサイザ(鍵盤, サンプラ)
  • MIDIキーボード+ソフトシンセ(PC,Tablet)
  • サンプラ+マイク+自然音

優先度

  • 目的:音楽理論の学習目的(和音やコード進行の確認)
  • MIDI入出力はできない

必須なものは以下。

  • 電子ピアノ(鍵盤+音源)
  • マイク(iPhoneなどマイク付のタブレットでも可)

上記の環境が欲しい。録音した音声データをMIDIキーボードで再生できるならサンプラも不要。

  • シンセサイザは高いので却下
  • シーケンサはPCのソフトで代用可。物理的に触って発音させたいならMIDIキーボード+ソフトシンセのほうが叩きやすい

機種

具体的な機種をさがしてみた。

種類 型番 メーカ 価格
電子ピアノ SA-46 カシオ 2017/08/30 約¥3000程度。電源別売約¥2000
MIDIキーボード microKEY-25 2017/08/30 約¥5300
シーケンサ、シンセ、サンプラ KORG volca sample
シーケンサ、シンセ、サンプラ XW−PD1 動画

サンプラの必要性

高価格

サンプラは安くても¥1万。機能も少ない。大抵¥3万〜はするので手が出しづらい。

KORG volca sampleは内蔵メモリ4MBしかない上に、録音がiOS専用アプリのみ。それ以外の選択肢としては、SDKが公開されているので自力実装する。ハードル高すぎ。

XW−PD1は4トラックしか使えない。

ソフトシンセで代用?

PCやタブレットなどでソフトシンセをインストールして代用したい。野外での録音を考えるとサンプラよりスマホのほうが好都合かも?ソフトシンセが整えばMIDIキーボードも視野に入る。

ソフトシンセがなければMIDIキーボードを買っても意味がない。ソフトシンセがあればサンプラの代用が可能かも?PCで録音と編集をする環境があれば、MIDIキーボード+PC(音源, 編集, マイク)でサンプラ無しでいいかも。

電子ピアノ

電子ピアノと電源があれば、すぐに音が鳴らせる。機器の組合せなど面倒なことを考えずに済む。

SA-46

以下のような要件で絞った。SA-46以外は値段が高いし、大きく重いから取り回しにくい。素人が最初に手を出すならSA-46で十分だろうと判断。

  • 安価で一定の品質がある
  • PCと併用して邪魔に鳴らないサイズ(膝上)
  • 音楽理論(和音、和声)の学習用
  • 音遊び

仕様

同時発音数=8

  • 和音、メロディ、ベースを弾けそう

鍵盤=32

2オクターブ分しかない。何とかテンションコードを確認できる。しかし曲を弾くには音域が狭すぎる。オクターブUP/DOWN機能もない。

出力

3.5mmステレオミニジャック出力がある。イヤホンで聞けば近所迷惑にならず夜中でも使える。

重量=1.0Kg

以外に重い。

音質は低くてもいいから、同時発生数が

電源=単三6本/電源(別売り)

電池か電源のいずれかで動作する。電池は単三6本と多い。また、電源は別売りな上に大きい。

太陽パネルによる充電池を使ってもいいか。

MIDIキーボード

音源はPCで用意できるかもしれない。ソフトシンセをインストールし、そのPCとMIDIキーボードを接続すれば音を鳴らせると思う。PC以外にも、スマホiPad, iPod touchなどのコンピュータがあれば音源にできそう。

音源次第でさまざまな音を出せる。電子ピアノは内蔵音源のみ。

microKEY-25

MIDIキーボードで最安価機種。

Airシリーズは不要

microKEY Air シリーズはBlueToothでワイヤレスに通信できる機種らしい。スマホを音源とし、BlueThooth接続できる。しかし、結局電源をとるために電池かUSB接続が必要。太陽パネル付きで自家発電するならモバイル性が高いと思うが、電池が必要なら微妙。とくに卓上に据え置きで使うならAirシリーズである必要はないと判断。

鍵盤数=25

25,37,49,61の4種がある。和音の確認程度なら25で何とかなるか。曲を弾くのはむずかしい。