ラズパイでSDカードやSSDの劣化を最小限にするために。
方法
- RAMディスク設定する
~/.vimrc
の設定で出力先をRAMディスクにする
1. RAMディスク設定する
1-1. /etc/fstab
ファイルを開く
sudo leafpad /etc/fstab
sudo
を付けないと保存できない。エディタは何でも良い。CUIではnano
, vi
, ed
がある。
vimだとなぜかクリップボードコピーできなかった。sudo
つけると何か違うのか?
1-2. 設定を書く
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=32m 0 0
/tmp
ディレクトリをRAMディスクにする- サイズは
32MB
以下のようにも書ける。
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=500m,noatime,mode=1777 0 0
2. ~/.vimrc
の設定
~/.vimrc
set directory=/tmp
.swp
ファイルを/tmp
に出力する。
(デフォルトでは対象ファイルと同一ディレクトリに配置される)
参考
【vim】スワップファイル(.swp)について - 出さなくする/出力場所を設定する - tweeeetyのぶろぐ的めも
開発環境
- Raspberry Pi 3 Model B
背景
Raspberry Pi はSDカードからOSを読込んで起動する。
だが、HDDに比べてSDカードやSSDなどのフラッシュメモリは物理的な性質上、書込するうちに劣化し、使えなくなりやすい。
そこで、フラッシュメモリではなくメインメモリに保存することで劣化を防ぐ。RAMディスクを作ることで可能。RAMディスクはメインメモリ(RAM)をディスク(HDD)のようにしてファイル保存できるようにしたもの。メインメモリなので電源を消すとデータが消える。一時ファイルなどを保存させるだけなら問題ない。