ずっと前のお題だが書いてみた。
お題
今までお題に応えたことはなかったが、コンピュータ関係なので書いてみた。
ワールドワイドなわたし 今週のお題は「わたしのインターネット歴」です。 1991年8月6日に世界初のWebサイトが開設されたことを記念し、8月6日は「WWW(World Wide Web)の日」とのこと。これにちなんで、はてなブログでは「わたしのインターネット歴」のお題でエントリーを募集します。「インターネット初体験の思い出」「インターネットのここが好き」「古き良きあの頃のインターネット」などなど、皆さまのご応募をお待ちしております。
8月6日といえば広島に原爆が投下された日だけど、ネットの日でもあるのか。知らなかった。私はぜんぜん違う日に投稿するけどね。
ところでこの「お題」ってやつ、今週のお題しか探せない。昔のお題でも検索できないかな? 昔のお題でほかの人の記事も読んでみたい。ハテナえもん何とかして。
わたしのインターネット歴
私のネット歴は20年ほどでしょうか。
私がはじめてインターネットに触れたのは高校生の頃です。ネット小説を読んだり、フリーソフトをダウンロードしまくってました。ゲームやツールが無料で手に入るので革命的でしたね。
ただ、ネット回線が電話回線でした。「ピー ガラガラガラ!」みたいな音がするやつ。その次はISDN回線でした。どちらも非常に遅かったことを覚えています。
ネットといえば検索です。
検索って最初はむずかしくないですか?
キーワードをうまく見つけられないと、欲しい情報を検索できないんですよね。何度も検索しているうちに、そのうちコツを掴みました。
検索といえばサーチエンジンです。
当時はYahooを使っていましたが、ある時期から広告が入るようになってしまいました。
Flash広告が入ったことに強い不快感を覚えましたね。「え、私の年収低すぎ!?」みたいなイラつくFlash広告との戦いは、この頃から始まりました。
Googleの存在を知ってからはGoogle一択です。
学生の頃になるとプログラミング言語の勉強をしたり、メッセンジャーでチャットしてました。とくにJava1.3〜1.4ではアプレットでゲームを作る勉強をしていました。3Dで埴輪のジャンプアクションとか作って遊んでました。
コンピュータやプログラミングについての基礎を知らなかったので苦労しました。JavaDocが秀逸だったので、ひたすらAPIリファレンスを見て「あんなことできないか?」と考え、試行錯誤していました。それにひきかえMSDNの見づらさと言ったらなかったですね……。
Webサイトも作りました。
お試しでやってみただけですけど。HTMLを手書きしてましたね。当時の規格はHTML4.0か4.1でした。無料のサーバ借用サービスにHTMLファイルをアップロードするんです。サイトが表示されたときは感動しました。
アングラ文化
昔のネットといえばアングラ文化でしょう。
当時のネットは閉じた世界で、独特の雰囲気があったと思います。「俺だけが知っている――」という特別感や秘密基地みたいな。冒険や宝さがしのようなワクワク感がありました。
今ではネットが大衆化したせいでアングラ文化は衰退してしまいました。むしろ現実世界とリンクしてしまい、不自由になってしまったと感じます。
ファミコンなどをPCで動かすエミュレータも触りました。再現率が低くて微妙なものも多かったです。それでも当時の私は「もうパソコンとネットさえあればいい」と思いました。
ネットはエロで発達した。
学生の頃、先輩からそう教わりました。
エロ画像が掲載されているサイトもありました。動画もありましたが画質が悪くてモザイク状態だし、時間は短いし、ダウンロードは遅いし、散々でしたね。
おもしろFlashなども流行りました。
ペリーの「開国してくださいよぉ」とか巫女巫女ナースとか。マイヤヒ以降は衰退したでしょうか。MAD動画とかMAD曲などが多数あっておもしろかった。
2ch文化の最盛期だったのでしょう。私は2chを使ったことがないので詳しくないですが、ネットを使っていると、そこかしこに2chの影響が見えました。
昔のPCなのでデータは残っていませんが、楽しい体験でした。
ウィルス
ネットといえばウィルスです。
avastというアンチウィルスソフトで対策していました。最初の頃はあまりウザくなかったのに、年数を経るごとにディスプレイの右下がウザくなりました。もうお前がウィルスだろ。
そのおかげか、私はウィルスの被害に遭った記憶がないです。知らないうちに加害者になっていた可能性はありますが。
フリーソフト
Vectorでツールなどをダウンロードしまくってました。
窓の社は邪道。Vectorこそ王道。なぜかそう思っていました。いつの間にか利用しなくなっていましたね。たぶんWebアプリができたからでしょう。
マルチメディア
小説
小説、読んでました。よくわからん小説を適当に。あの頃はエヴァの二次創作が流行っていたと思います。
ゲーム
RPGツクール2000やフリーゲームをやりまくっていた時期がありました。
フリゲはソシャゲやWebゲームとは違ってマニアックなものが多くて面白かったです。私もRPGツクールでやってみましたが、完成できたものはゼロでした。
MIDI
MIDIも流行っていました。
すばらしい曲を公開している人々が多数いました。
私はハード音源も買ってしまいました。この音源に対応するMIDIを聞くとかっこいい音になるのです。しかし、その後しばらくしてジャスラックによりMIDI文化が壊滅しました。今でもジャスラックは滅んで欲しいと切に願っています。
私も作曲しようとしました。音楽理論を勉強しました。ゴミみたいのしかできませんでした。
ちなみに私はMIDI検定3級です。
お絵かき掲示板
たまに見てました。
風景画とかイラストとか、とにかく素敵な作品がたくさんありました。私も描いてみたくて、すこし絵を勉強したりPhotoshopを使ってみたりしました。ネットに解説サイトがたくさんあったので通いつめましたね。
ドット絵も描きました。ペンタブも買いました。けれど、ゴミみたいなものしか描けませんでした。
ブラウザ
ブラウザ戦争が激しかったです。
最初はIEしか選択肢がありませんでした。しかしFirefoxで革命が起きます。アドオンを知ってしまったら、もう戻れません。複数タブの概念さえ斬新でした。しかし、メモリ消費が多すぎてクラッシュするなど問題もありましたね。
Firefox, Sleipnir, Opera, Chromium, それらの派生ブラウザなど、じつに多数のブラウザが生まれました。私はその時々でとっかえひっかえしてました。
やがてブラウザさえあれば多くのことができてしまう時代がくるとは、まだ知る由もなかった。
ニコニコ動画
あの頃のニコニコは「赤字なんて怖くねぇ!」みたいなこと言って尖っていたと思います。残念ながら広告がゴチャゴチャ入るようになってからはウザすぎて見なくなりました。
MAD動画、プレイ動画、MMD、ボカロ、技術系、TRPGリプレイ動画(クトゥルフ神話)、生放送など、じつに興味深いものが多数ありました。
良作をみると自分でもやってみたくなるのが人情です。
MMDはモデルをダウンロードし、PCで動かしてみました。ボカロはUtauを使ってみました。音声はテト。「ゆっくり霊夢」の動画も作ったことがあります。合成音声ソフトAquesTalkを使いました。
しかし、どれもゴミのようなものしかできませんでした。
Webサービス
Googleが台頭します。
新進気鋭のGoogleは新しいWebサービスを作りまくっていました。本、地図、翻訳、Googleデスクトップ、RSSリーダなど。常識をくつがえしました。
舞台はOSからネットへ。
SaaS, IaaS, PaaSなどネットでできることが増えました。WebAPIも多数公開されるようになりました。ユーザがデベロッパになりやすい環境です。MicrosoftのOSであるWindowsから縛られることが少なくなってきました。Microsoftの存在感は薄くなっていきます。
私はとにかく様々なサービスのアカウントを取得して試してみました。Webの可能性にワクワクしたものです。もっとも、私は何も作れませんでしたが。
オープンソース
オープンソースの波がやってきました。
もはやフリーソフトは当たり前。その上でさらにソースコードまで公開し、自分で好きなようにイジれるようにすべきだという流れです。これぞネット本来の在り方だと思います。
私もGitHubでゴミのようなコードを公開しています。
SNS
SNSがもてはやされています。
が、私は未だに使ったことがありません。何もかもリアルと繋げたがることに違和感があります。また、社会性のない私には無縁なサービスです。私が使うとバカ発信機になってしまうでしょう。
ネットは私の黒歴史
ネットは私の黒歴史そのものです。
ネットは私がいかに無能であるかを教えてくれました。私はこれからも勘違いしてチャレンジするでしょうが、きっとその都度、教えてくれるでしょう。