やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

電流と電子の流れは逆である

 らしい。

 なお、正しいかどうかは知りません。これは無知な私が適当に調べて書き残した妄想日記です。責任とれません。

前回

 電流と電子の流れが逆だとわかった。

  • 電流はプラスからマイナスへ流れると仮定した概念である
  • 電子はマイナスからプラスへ流れると確認された事実である
  • よって、電流と電子の流れは逆である

 電流の実体は電子である。電流は電子が発見される前に仮定した概念。よって物理的に正しいのは電子説。だが、現実には今も、先に発見された電流説を用いている。電池で電子が出るほうをプラスと呼んでいる。

電池のプラス

プラスとマイナスの歴史

 プラスやマイナスの話をするとき、電流説か電子説、どちらの言うところのプラス・マイナスかはっきりしないと混乱する。なにせ以下のような状況なのだから。

  • 電流はプラスからマイナスへ流れると仮定した概念である
  • 電子はマイナスからプラスへ流れると確認された事実である
  • よって、電流と電子の流れは逆である

 だが、歴史的経緯から言って、すでに「プラスからマイナスへ流れると仮定」した考え方が流布されていた。実際は電子の発見により「マイナスからプラスへ流れる」と判明したのに。もう取り返しはつかない状態。

 しょうがない。間違っているけど、電子が飛び出す方を「プラス」と呼んだままにしよう。ということになった。そして今に至る。おそらく今後もこのままだろう。

 かくして今ある電池も電流説にもとづいて設計されている。

 ってことらしい。

電池の形

 電池、たとえば単三電池。プラス極のほうが出っ張っている。「出っ張っているからプラス」というイメージや雰囲気で覚えやすいし、ぱっと電池の形をみて、どちらがプラスかわかりやすい。

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電池の電子はプラス極から出る

 電池の電子はプラス極から出る。電子は負電荷でありマイナスだけど、もう電流説のときに電流が出るほうを「プラス」と呼ぶことにしてしまったため。

前回まで