やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

Raspbian Buster 2019-09-26 インストール

 SDカードに。ddコマンドで。

前回まで

マシン

  • Raspberry Pi 3B+ (Raspbian stretch)
  • USBハブ
  • micro SDカードリーダライタ
  • micro SDカード(Transcend 32GB)

インストール

 以下を参考に。

 ddコマンドを使う。以下のような感じ。

 zipを展開しながら書き込むなら以下。

IMG=2019-09-26-raspbian-buster.zip
DEV=/dev/sdb
time unzip -p $IMG | sudo dd of=$DEV bs=4M conv=fsync status=progress

 展開済みzipを書き込むなら以下。

time sudo dd bs=4M if=2019-09-26-raspbian-buster.img of=/dev/sdX conv=fsync

 手順は以下。

  1. バイスID確認する
  2. アンマウントする
  3. 書き込む

1. デバイスID確認する

 SDカードのデバイスIDをみつける。

$ df -h
ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/root        917G  173G  707G   20% /
...
/dev/sda1         43M   22M   21M   52% /boot
...
/dev/sdb2         29G  4.8G   23G   18% /media/pi/rootfs1
/dev/sdb1         43M   22M   21M   52% /media/pi/boot1

 今回は/dev/sdbがそれ。このSDカードはすでに古いRaspbianがインストールされており、パーティションが作られている。

まちがえるなよ? 絶対まちがえるなよ?

 デバイスIDは毎回状況により異なる。必ず都度確認すること。

 もしここでデバイス選択を間違えると、今稼働しているシステムのディスクを削除してしまう!

 上記df -hの例でいうと、今回の場合は/dev/sdaがシステム用ディスク。もしこれに上書きしたら今稼働しているシステムが消えてしまう!

 見分けるには、ディスクサイズやパスの末尾に自動割振された番号がついているかなどを参考にする。

2. アンマウントする

 SDカードを書き込む前にアンマウントする。

umount /dev/sdb1
umount /dev/sdb2

 一応grepして/dev/sdbバイスパーティションが1つもないことを確認する。

df -h | grep /dev/sdb
(なにも出ない)

3. 書き込む

 いよいよSDカードに書き込む。

 注意! デバイスIDは合っているか? 本当に? 引き返すならここが最後のチャンスだよ? これをコピペしてシステム消去や外付HDDの大事なデータが消失しても知らないよ? いいの? 絶対? 間違いない? 本当だな?

time unzip -p 2019-09-26-raspbian-buster.zip | sudo dd of=/dev/sdb bs=4M conv=fsync status=progress

 私は以下のように展開後のimgファイルを指定した。

time sudo dd bs=4M if=2019-09-26-raspbian-buster.img of=/dev/sdb conv=fsync bs=4M

 ポイントは以下。

  • of=の後ろに書込先のデバイスIDを指定する
  • if=の後ろに前回入手したimgファイルパスを入力する
  • bs=4Mとすると早くなる
  • conv=fsyncとするとif=が圧縮ファイルでもOK
  • status=progressで進捗を表示できるらしい
  • timeコマンドで時間を計測する

 結果は以下。

913+0 レコード入力
913+0 レコード出力
3829399552 bytes (3.8 GB, 3.6 GiB) copied, 501.338 s, 7.6 MB/s

real    8m23.342s
user    0m0.049s
sys 0m24.952s

 以上。インストール完了。あとはRaspberry Pi 4BのSDカード挿入口にセットして起動させるだけ。

 設定をいじりたいところだが、初回起動させるまでは無理。または触らないほうが無難。ディスクのサイズ拡張など自動で行われる。その後、初期設定を行うことになる。

所感

 あとはPi4Bが届いてからでないとできない。楽しみだなー。まだかなー。はやくはやくー。