やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

Bash組込コマンド一覧(55件)

 概要だけ。

組込コマンド 概要
source ファイルからコマンドを読み込み現在のシェル環境で実行する。
alias 別名定義する。
bg サスペンドされているジョブをバックグラウンドで実行再開する。
bind readlineのキー割当をする。
break ループから抜ける。(for, while, until, select)
builtin 指定されたシェル組込コマンドを実行する。
caller 実行中のサブルーチン (シェル関数、組込コマンド・.(source)で呼出したスクリプト) 呼び出しのコンテキストを返す。
cd カレントディレクトリを変更する。
command コマンドを実行する。
compgen 補完候補のリストを生成する。
complete どのように補完するのかを指定する。
compopt 補完オプションを変更する。
continue ループの次の繰り返し分から実行を継続する。(for, while, until, select)
declare(typeset) 変数を宣言する。
dirs 現在記憶しているディレクトリのリスト表示する。(オプションがないとき)
disown アクティブなジョブのテーブルから削除する。(オプションがないとき)
echo 標準出力する。
enable 組込コマンドの有効/無効を設定する。
eval 指定した文字列をコマンドとして実行する。
exec 指定したコマンドを実行する。(本プロセスで)
exit シェルを終了させる。
export 環境変数を生成する。
fc 履歴の選択。
fg 指定したジョブをフォアグラウンドで再開しカレントジョブとする。
getopts は位置パラメータを解釈する。
hash 検索パスを記憶する。
help ヘルプ情報を表示する。
history コマンド履歴を表示する。
jobs アクティブなジョブをリスト表示する。
kill 指定したシグナルを指定したプロセスへ送る。
let 算術式。
local ローカル変数。関数内のみ使用可。declareと同じ引数。
logout ログインシェルを終了する。
mapfile
readarray
標準入力の各行を配列変数に読込。
popd ディレクトリスタックからエントリを削除する。
printf 整形して標準出力に書き出す。
pushd ディレクトリをディレクトリのスタックに追加する。
pwd 現在の作業ディレクトリの絶対パス名を出力する。
read 標準入力値を変数に代入する。
readonly 変数を読込専用にする。
return 関数を終了する。
set シェル変数の表示・設定。
shift 位置パラメータをずらして$1で参照できるようにする。
shopt シェルのオプション動作を制御する変数の値をトグルする。
suspend シェルの実行をサスペンドする。
test 条件式の結果をステータス0または1で返す。
times 実行プロセスにかかった時間を返す。
trap シェルが指定シグナルを受け取ると指定コマンドが実行される。
type コマンドか否か。
ulimit シェルのリソース制御。
umask ユーザのファイル生成マスクを設定する。
unalias 指定したエイリアスを削除する。
unset 指定した変数・関数を削除する。
wait 指定したプロセスが終了するまで待機する。

分類(仮)

シェル

構文

解析

組込コマンド 概要
getopts は位置パラメータを解釈する。
shift 位置パラメータをずらして$1で参照できるようにする。

制御

組込コマンド 概要
break ループから抜ける。(for, while, until, select)
continue ループの次の繰り返し分から実行を継続する。(for, while, until, select)
exit シェルを終了させる。
return 関数を終了する。
test 条件式の結果をステータス0または1で返す。
trap シェルが指定シグナルを受け取ると指定コマンドが実行される。

宣言

組込コマンド 概要
declare(typeset) 変数を宣言する。
local ローカル変数。関数内のみ使用可。declareと同じ引数。
mapfile
readarray
標準入力の各行を配列変数に読込。
readonly 変数を読込専用にする。

実行

組込コマンド 概要
eval 指定した文字列をコマンドとして実行する。
let 算術式。
source ファイルからコマンドを読み込み現在のシェル環境で実行する。

標準ストリーム

組込コマンド 概要
echo 標準出力する。
printf 整形して標準出力に書き出す。
pwd 現在の作業ディレクトリの絶対パス名を出力する。
read 標準入力値を変数に代入する。

ジョブ

組込コマンド 概要
bg サスペンドされているジョブをバックグラウンドで実行再開する。
caller 実行中のサブルーチン (シェル関数、組込コマンド・.(source)で呼出したスクリプト) 呼び出しのコンテキストを返す。
disown アクティブなジョブのテーブルから削除する。(オプションがないとき)
fg 指定したジョブをフォアグラウンドで再開しカレントジョブとする。
jobs アクティブなジョブをリスト表示する。
kill 指定したシグナルを指定したプロセスへ送る。
logout ログインシェルを終了する。
suspend シェルの実行をサスペンドする。
wait 指定したプロセスが終了するまで待機する。

コマンド

実行

組込コマンド 概要
builtin 指定されたシェル組込コマンドを実行する。
command コマンドを実行する。
exec 指定したコマンドを実行する。(本プロセスで)

ファイルシステム

組込コマンド 概要
cd カレントディレクトリを変更する。
dirs 現在記憶しているディレクトリのリスト表示する。(オプションがないとき)
hash 検索パスを記憶する。
umask ユーザのファイル生成マスクを設定する。

環境

名前

組込コマンド 概要
alias 別名定義する。
export 環境変数を生成する。
unalias 指定したエイリアスを削除する。
unset 指定した変数・関数を削除する。
type コマンドか否か。

設定

組込コマンド 概要
enable 組込コマンドの有効/無効を設定する。
set シェル変数の表示・設定。
ulimit シェルのリソース制御。
shopt シェルのオプション動作を制御する変数の値をトグルする。
履歴
組込コマンド 概要
fc 履歴の選択。
history コマンド履歴を表示する。
readline
組込コマンド 概要
bind readlineのキー割当をする。
入力補完
組込コマンド 概要
compgen 補完候補のリストを生成する。
complete どのように補完するのかを指定する。
compopt 補完オプションを変更する。
popd ディレクトリスタックからエントリを削除する。
pushd ディレクトリをディレクトリのスタックに追加する。

組込コマンド 概要
help ヘルプ情報を表示する。
times 実行プロセスにかかった時間を返す。

対象環境

  • Raspbierry pi 3 Model B+
  • Raspbian stretch 9.0 2018-11-13
  • bash 4.4.12
$ uname -a
Linux raspberrypi 4.14.98-v7+ #1200 SMP Tue Feb 12 20:27:48 GMT 2019 armv7l GNU/Linux