自転車なんてどれも同じだろ? と思っていた私が失敗した話。
発端
数年前のこと。
- 自転車が壊れた
- とにかく安いやつを
- 中古で購入
- クロスバイクだったと発覚
そもそも自転車には多くの種類があることすら知らなかった……。
次々と現れる問題
無いと困るものが付いていなかった。
使ってみてわかった致命的なこと。
- ギアチェンジできなくなる
- 片足スタンドはすぐ転倒する
- 乗ってて疲れる
特にスタンドはひどい。駐輪場に戻ってみるとほぼ倒れている。たぶんこのせいで部品が壊れてギアチェンジできなくなったと思われる。それを調べるのも大変だった。
問題点
問題点 | 症状 |
---|---|
前傾姿勢になって疲れる | 50〜60km走るのが辛い。尻・腕などが痛い。 |
変速できなくなった | リアディレイラー調整の知識と技術が必須。高頻度。 |
スタンドが一本足 | 風などですぐに転倒。ディレイラー故障原因になる。 |
ギアカバーなし | ギアが錆びやすい。泥がはねてズボンの裾が汚れる。 |
ダイナモライトなし | 電池式にすると電池が切れて轢かれるかも。 |
リアディレイラー
半年もしないうちにギアチェンジできなくなった。たぶんこいつのせい。
ググって調整してみたがよくわからない。
- 仕組みがよくわからない
- 調整ネジ回しても何も変わっていないようにみえる
- 調整が悪いのか部品破損なのかも特定できない
大事故につながりかねないらしい。
- 走行中にチェーンがローギア側に外れる
- チェーンがホイールと干渉する
- 体がふっとばされて半身不随
- ハンドルが取られて車道に出て轢かれる
やだ怖い。
ママチャリの6速ではまったく意識せず使えていたのに……。
スタンド
片足スタンドだが役に立たない。駐輪場に戻るとほぼ必ず倒れている。
リアディレイラー故障の原因にもなる。それが事故の元にもなりかねない。
スタンドは両足を買えばいいと思ったがダメ。
- 取り付けられるかどうかは現物で合わせるしかない(干渉してしまうことが多い)
- 両足スタンドは取付できないことがある
- センタースタンドは取付不可か頻繁に締め直しがいるらしく面倒そう
- ペダルスタンドは頑丈な商品がなくすぐ壊れるらしい
ママチャリの両足こそ至高だったと痛感。両足スタンドはスポーツ車につけられないというイジワル仕様に閉口。
ダイナモライト付けられない
- ママチャリ用のが使えない
- 取付箇所がカゴの部分なのでカゴと併用できない
すぐに問題が生じる
クロスバイクは半年もたず問題が生じた。
車種 | メンテ | 修理 | 問題なく乗れてた期間 |
---|---|---|---|
ママチャリ | 油差し、空気入れ | パンク修理 | 数年は余裕 |
クロスバイク | ディレイラ調整 | 多すぎて把握できず | 半年 |
ママチャリなら空気入れていれば数年は余裕だったのに……。
クロスバイクはママチャリの整備に加えてギア周りの難解な調整・修理が必須スキルっぽい。ほかにも多岐にわたるメンテ・修理がいるようだ。調べていて気が遠くなった。
調べるのが大変
原因特定や修理方法を調べたいが難しい。
そもそも自転車の各部位における名称がわからない。こまかく見ると無数にある。いつかまとめたい。
自転車の構造としくみを把握しないと理解できず修理・メンテも困難。
教訓
教訓 | 理由 |
---|---|
中古で買わない | 逆に高く付く |
スポーツ・競技用は買わない | メンテの手間と費用ばかりかかる |
まずはママチャリをメンテできる技術を習得してから手を出すべき。
何を買えばよかったか
できるだけ安価かつ簡単にメンテ・修理できるのが望ましい。
- できればパンクしにくいタイヤ・チューブに対応するのがいい
- できれば目立たずダサくボロいほうがいい(盗難防止)
あらゆるコスパを考えると「ふつう」が一番。
使用環境
- 年に数回
- 1回あたり50〜60km
- 坂道
所感
こんな失敗はたぶん私くらいだろう。素人としての印象は以下。
せっかくだから勉強したいと思うが、どこまでモチベーションが続くやら。自分でメンテできると楽しそう。でも日常で移動手段に使うには信頼性が低く手間がかかる。そもそもメンテ最小限なほうがいい。