やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

はてなブログにタグが実装された。どう使うべき?

 イメージを掴むために調べてみた。ツイッターハッシュタグ劣化版?

情報源

結論

 はてなブログにおけるタグは、記事を閲覧されやすくする目的で使うものである。(分類するならカテゴリを使うべき)

 また、誰かが作ったタグをテーマ(お題)として、自分の記事を書くものである。お題よりも自由にユーザが作れる)

名前 サイト内記事絞込 はてな内記事絞込
カテゴリ
グループ
お題
タグ

 

一般的なタグとの違い

  • 自分のサイト記事を同一タグで検索できない
  • タグクラウドがない
  • キーワード説明がある

過去記事にタグ付けすべきか?

 多分つけるべきでない。無理してつけても費用対効果が薄く、目的にそぐわなそう。はてなのタグが「話題のテーマ」のことを指すなら、最新記事にだけつけるべきだろう。タグを使いたいなら、まず自分が話題を考えるか、既存の話題を探すべき。記事ありきでなく話題(タグ)ありき。

タグとは?

 はてなタグは「同じタグがついた別ブログの記事を一覧できる」機能のこと。

 ポイントは「別ブログ」の記事であること。同一ブログ内の記事ではない。

 試しに情報源サイトの記事についていた#はてなブログタグをクリックすると、以下のようなURLに飛んだ。

 「はてなキーワード」サービスと連携しているらしく、用語解説がトップに出た。そのあとに関連ブログが出てきた。

ガイドライン

できること

  • 意見・感想をみる
  • 同じテーマの記事とつながる
  • 意味を知る

考察(タグはまとめ記事を自動作成するための機能かも?)  タグに目的を多くぶち込みすぎだと感じた。

 キーワード辞典とテーマは別にすべきでは? 表記ゆれは「予告なくマージする」ことがあるらしい。たとえば公式キャンペーンにあったタグ#わたしのアウトプット方法とかは#俺式アウトプット法とも表現しうるわけで。皆が好き勝手にタグ付けしたら乱立するはず。

 ツイッターハッシュタグ的なノリなのだろうか? ツイッター使ったことないからわからんけど。だれかがつけたタグに乗っかって自分も記事を書く的な。だとしたら、お題や問題提起的な側面がある?

 ていうか#わたしのアウトプット方法という語がキーワード辞典に載るの? それ用語じゃないよね? お題と用語は別物では? なぜ一緒くたにしたのか。

 もしや「タグでまとめ記事ページを自動作成する」という思惑があるのかな。でもそれって、うまくまとまるんだろうか。かなり広いよね? つぶやきとブログは規模が違うし。そもそも表記ゆれしまくったらうまくバズらなそう。運営がマージするのも超大変そう。AIでできるのかな?

 ツイッターハッシュタグがバズるのは、短いテキストを即一覧・発信できるからだと思う。はたしてそれと同じことがブログで起こるだろうか。はてなブログクライアント

制限

  • 1記事あたり10タグまで
  • タグの文字数は32文字まで

ルール(タグはキャメルケースで書くといいかも?)

ルール

  • 推奨
    • 英数字やスペースは半角
    • , ()は全角
    • スペースは無いほうがいい(日本人名における姓・名の間など)
  • 不能
    • 同字異義語は区別できない
  • 強制
    • 類似、表記ぶれは事前の予告なくマージしうる
  • 意味不明
    • ,,は利用方法によって全角・半角を選ぶ(どの条件のときどれを使うの?)
    • 機種依存文字を含む場合には、正式な表記に従え(機種依存があってもそれが正式名なら従えって意味でいい?)

 タグの命名に関してはキャメルケースが良さそう。スペースを使わず大文字で区切りを表現できるから。

カテゴリとの使い分け

 はてなタグは「外部に表出する機会」と言えそう。バズった時事ネタについて書くときに効果的か。

名前 目的 機能
カテゴリ ブログ内の記事を分類する 同一カテゴリ記事を一覧する
タグ リンク表出する タグページに記事が表出するため閲覧されやすくなる。外部へも流出しやすくなる。

お題との類似点

 タグの特徴である「同じテーマの記事とつながる」という点だが、お題と似ている。違うのは、作者が運営かユーザか。

 マイお題としてユーザもお題を作れる。だが、1ヶ月に10個までの制限付き。

グループとの類似点

 タグの特徴である「同じテーマの記事とつながる」という点だが、グループと似ている。違うのは、くくる単位がブログか記事か。

歴史

どんなタグがほしいか?

 考えてみた。

  • 実用系
    • 技術系
      • #シェル芸
    • HowTo系
      • #ベストプラクティス
    • 方法論系
      • #私が毎日やってること
    • 比較系
      • #最強のレンタルサーバ2020年版
  • 創作系
    • #笑える話
    • #400字で泣ける話
  • 日記系
    • #本当にあったムカつく話

 タグ付けにより「役に立つ記事まとめ」ができると便利そう。創作では類似文章の検索ができると相互リンクみたいになって表出が増えていいかも?

所感

 タグ、はたしてどれほどの効果があるのか。使ってみないとわからないが、微妙な気がする。

公式のタグページがしょぼい  タグを一覧したり検索できないのがダメ。あと、ブログのタイトルと<!--more-->までを一覧してタイムラインに表示できるスマートなページがほしい。もちろんタグで絞り込めるのは必須。それなら流入も増えそう。

 そもそも、はてなブログはカテゴリやタグの機能が一般的なものではないからわかりにくい。

 タグは使わなくていいかなぁ。

 これまでタグがなかったからカテゴリをタグのように使ってきたわけで……。今更タグがでてきてもね。しかも一般的なタグと全然違うし。

 はてなブログのタグは別サイトの記事とつながれる所が強み。でも、肝心の接点となるタグページがしょぼい。

 というか、ぐちゃぐちゃで汚い。キーワード説明がトップに来るのってどうなの? そのキーワード知ってて類似記事を読みたいからタグをクリックするんじゃないの? 真っ先に用語の解説を欲しがるかしら? あと、サイドバーとかもメインコンテンツとかぶっている箇所があってウザい。横にごちゃごちゃあると邪魔。

 公式のタグページがこれじゃあ、タグいいねって思えない。

 キーワードやそれに紐づく記事を取得するAPIができたらいいのに。クライアントとかが作られたら、閲覧してくれる人は増えるかもしれない。だが現実にはAPIもない。さらに作られたとしても、はてなブログという限られた世界でしかないから利用者が増えるか怪しい。

 結論。タグは全記事につけるほど頑張らなくていい。とりあえずお試しで誰かのタグをパクって記事を書いてみるところから始めよう。

対象環境

$ uname -a
Linux raspberrypi 5.4.51-v7l+ #1333 SMP Mon Aug 10 16:51:40 BST 2020 armv7l GNU/Linux