入力規則にてセル参照と関数を用いることで。
成果物
情報源
手順
1. 入力規則に用いるデータを入力する
Names 山田 鈴木 田中
- 上記テキストをコピーする
- セル
B1
にフォーカスする Ctrl
+V
でペーストするOK
ボタンをクリックする
2. 入力規則を定義する
- セル
A1
にフォーカスする - メニュー→
Data
→入力規則
条件
タブをクリックする入力値の種類
からセルの範囲
を選ぶソース
にOFFSET($B$2,0,0,COUNTA($B:$B))
を入力する
3. 入力してみる
- セル
A1
のプルダウンメニュー項目を表示する 山田
,鈴木
,田中
が表示される
4. リストが可変か確認する
4-1. 入力規則のリストに追加してみる
- セル
B5
に渡辺
を追加する - セル
A1
のプルダウンメニュー項目を表示する 渡辺
が追加されている
4-2. 入力規則のリストから削除してみる
- セル
B4
,B5
を削除する - セル
A1
のプルダウンメニュー項目を表示する 山田
,鈴木
の2つのみ表示される
もし可変でなく固定なら?
B5
に追加した渡辺
が表示されない。
もし入力規則ダイアログ条件
タブのソース
項目にて、以下のようにセル範囲を固定で直接指定していたら?
固定 | 可変 |
---|---|
Sheet1.$B$2:$B$4 |
OFFSET($B$2,0,0,COUNTA($B:$B)) |
B4
までとハードコーディングされているため、B5
やそれ以降はプルダウンに表示されない。
所感
プルダウンメニューは、仕様変更に対応できるよう固定より可変にすべき。
対象環境
- Raspbierry pi 4 Model B
- Raspberry Pi OS buster 10.0 2020-08-20 ※
- bash 5.0.3(1)-release
- LibreOffice 6.1.5.2 ※ ※ Help
$ uname -a Linux raspberrypi 5.4.51-v7l+ #1333 SMP Mon Aug 10 16:51:40 BST 2020 armv7l GNU/Linux