Makefileでdebugとreleaseを切り替える

Makefileをいじることでdebugとreleaseを切り替えてみた。

入手先

開発環境

• Windows XP Pro SP3 32bit
• MinGW 5.3.0
  • g++ 5.3.0

ライブラリ

• GTK+3
  • gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32.zip 参考元
• GTKmm3
  • コンパイル手順

環境変数のPathに各DLLがあるディレクトリパスを追記することでexeを実行できる。

前回まで

1. MinGWでコンパイルできる環境が整った。
2. さらにGTKmm3ライブラリも揃った。
3. HelloWorldまでやった。

Makefileでコンパイルする方法を以下のとおりに調べる。

実施	パターン
●	単体コード
●	複数コード
●	略記
●	サブディレクトリ
未	Release/Debug切替

ソースコード

なんと、C++コードよりMakefileのほうが多くなっている。 こんな馬鹿馬鹿しい自体は避けたいもの。

切替

Makefileの以下の部分のうち、一方だけをコメントアウトして切り替える。

buildtype := release
#buildtype := debug

本当はコンソールでmake releaseなどとして切り替えたかった。 残念ながら、どうやればいいかわからず断念。

オプション

ifeq ($(buildtype),release)
    CompileOption += -s -O3
else ifeq ($(buildtype),debug)
    CompileOption += -O0 -g

debugとreleaseではコンパイルオプションを変えている。

所感

残念なことが増えた。

• サブディレクトリを用いて以来、make cleanができない
• make release, make debugのやり方がわからない

しかし、最低限のことはできるようになった。 Makefileはこれにて一段落したことにする。