やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

はんだづけ不要でかんたん電子工作! みたいな誘い文句が本当か調べてみた

 簡単とかお手軽とか誰でもとか、その手の殺し文句にはもう騙されないぞ。

「はんだづけ不要=簡単」とは限らない

 「はんだづけ不要」というがその「はんだづけ」の敷居が高い。

何が必要?

 そもそも、はんだづけ不要というなら、何が必要なんだ?

LED点灯に必要なもの

 電子工作といったらLチカ。それが何なのか知らないが、電子工作の入門としてよく聞くキーワードだ。たぶんチカチカさせるってことだろ。チカチカはArduinoとかでプログラミングするんじゃない? そんなのいらない。もうチカチカさせず、単に点灯させるだけでいいよ。とにかく一番簡単にできる方法を頼む。

 というわけで、材料を調べてみた。

材料 case 1

  • 電源
    • 電池
    • 電池ケース
  • ブレッドボード
  • ジャンパワイヤー(QIコネクタ(2550コネクタ))
    • 電線(リード線)
    • ハウジング
    • ピン
      • オス(ポスト)
      • メス(コンタクトピン)
  • LED
  • 抵抗

工具

  • ニッパー
  • ワイヤストリッパ
  • 圧着工具

情報源

何をどうするの?

 写真がないのでわかりにくい。

 ようするに、ブレッドボードにワイヤーを差すことで電気の流れを作るということらしい。

ワイヤー

 ポイントはジャンパワイヤーだろう。

電線(リード線)

 電線(リード線)が電気の通り道なのだろう。

コネクタ

 調べた所、リード線を差すためにはコネクタが必要らしい。そしてコネクタには何種類かの端子があるようだ。そのうちブレッドボードに挿せるのはQIコネクタ(2550コネクタ)と思われる。

電池ケース

 ブレッドボードに電気を流すためには、電池ケースから電線(リード線)を出す必要がある。さらにブレッドボードに挿すために、リード線の先端をQIコネクタにしてやらないとダメなのだろう。

 ジャンパワイヤは電池ケースとは繋げられないと思う。ようするに、電池ケースから出すワイヤーを自作せねばならない。

 そのせいで、ジャンパワイヤの材料や、特殊な工具が必要になってくる。

 しかも工具の価格が高い。ざっと調べたら圧着工具が約3500円、ワイヤストリッパが約1500円。5000円。

 もっと言えば、電池ケースの金具とリード線の接続は「はんだづけ」せねばならないかもしれない。「はんだづけ不要」の前提が崩れかねない。

 パーツ買って挿せばいいだけだと思っていたのに。簡単じゃなくなってきた。それみたことか。

材料 case 2

 既製品のジャンパワイヤだけで接続したい。余計な工具は買いたくない。どうすればいいか? 以下の場合ならできそう。

  • 電源
    • AC電源をUSB type Aに変換するアダプタ
    • USB type AをUSB typeBに変換するケーブル
    • Arduino UNO(USB type Bから給電)
      • ピンヘッダ
  • ジャンパワイヤー(QIコネクタ(2550コネクタ))
  • ブレッドボード
  • LED
  • 抵抗
ACコンセント > AC-USB変換 > USB A-B変換 > Arduino(5V or 3.3V減圧) > ピンヘッダ > ジャンパワイヤ > ブレッドボード > 抵抗, LED, ジャンパワイヤ

 こんな感じで接続すればできそう。ポイントは電源を電池からAC電源に変えたこと。そしてArduino UNOなら最初からピンヘッダが付いているからジャンパワイヤで接続できる。Arduino UNOとブレッドボードの挿し口はそれぞれメスなので、オス-オスのジャンパワイヤがあればいい。

 また、Arduino UNOは100VのAC電源を5Vや3.3Vに減圧する装置としても機能する。特に3.3VはLED点灯するには適している。白や青のLEDダイオードなら抵抗を入れなくても使えるかもしれない。

課題

 ここまで調べるのには以下の知識も必要だった。次回やる。

  • リード線とコネクタ
  • 抵抗値の算出方法