やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

アナログ音声入力の端子について調べた(AUX、フォン、マイク、ライン)

 AUX、フォン、マイク、ライン。どれも同じ3.5mmジャックだが、何か違うのか?

用語

用語 一般 概要
プラグ オス 挿す側
ジャック メス 挿される側

音声入力端子

機器 端子
SA-46 フォン端子
実機にはPHONES/OUTPUTとある。
公式サイトにはヘッドホン ステレオミニジャック/アウトプット端子兼用とある。
ケーブルはステレオだが、実際に出力される音声はモノラルだ。
パソコン マイク入力端子。
ジャックはピンク色で、ヘッドフォン🎧のアイコンが書いてある。
モノラルのことが多い。

マイク入力とライン入力

 デスクトップPCにはマイク入力とライン入力の異なる端子がついている。

端子 電圧
マイク ピンク 最弱(-60 〜 -40 dBu)
ライン 水色 -10 dBV:一般機器用(MP3やDVDプレーヤーなど)
+4 dBu:プロ機器用(ミキサー卓やシグナルプロセッサーなど)

 どうやら電圧が違うらしい。大きさの順序は以下。

マイク<ライン<フォン

接続パターン

  • フォン―抵抗入りケーブル―マイク
  • フォン―抵抗なしケーブル―ライン

オーディオケーブル

 オーディオケーブルは、アナログ音声機器の端子間をつなぐケーブル。

 モノラルステレオがある。大抵はステレオ

 抵抗なし抵抗入りがある。大抵は抵抗なし。商品に抵抗入りなどと書いていないかぎりは抵抗が入っていない。

抵抗入りステレオケーブル

 抵抗入りはマイク端子につなぐとき、ノイズが入らないようにするために必要らしい。マイク端子は電圧が小さいため、抵抗によって電圧をさげる必要がある。さもなくば最悪、マイク端子や機器が壊れるかもしれない。

 大抵デスクトップPCの音声入力には、マイク入力端子ライン入力端子の2種類がある。ノートパソコンなど小型のものはマイク入力端子しかついていないか、それすらない。

 最近はマイク入力端子しかないコンピュータも増えたと思う。なのに抵抗入りのステレオケーブルは少ない。KA333FVC-3251Rの二択しかなかった。レビューによるとKA333のほうが抵抗が低いようだ。FVC-3251Rから買い替えた人もいるらしい。抵抗が高すぎると音量が小さくなりすぎてしまう。

状態 問題
抵抗がない ノイズが入る
抵抗が高い 音量が小さい

USB

 USBサウンドカードがある。マイク端子とイヤホン端子がついている。それらががないコンピュータへUSB接続することで、簡単にそれらの端子を増設できる。

 だが、注意せねばならない。USB端子は仕様上、ノイズが入りやすい。また、USB2.0のものをUSB3.0に挿すと、さらにノイズが入るようだ。

 そこをうまいことノイズ軽減するのが「オーディオインタフェース」とよばれる機器らしい。仕組みはさっぱりわからない。端子もさらに色々あって、もう調べるのが嫌になった。

所感

 結局、AUX端子ってなんだったの? 謎。

 あと、ほかにもXLRコネクタ、RCAジャックなどさまざまな端子があるようだ。

 AUXだかフォンだかマイクだか知らんが、とにかくイヤホンを挿すやつ。じつはそれにも種類がある。

 サイズは4つ。2.5, 3.5, 4.4, 6.3mm。

 極も4つ。2, 3, 4, 5極。

 さらに呼び名がいろいろある。サイズでいうとマイクロ(ミニミニ)、ミニ、バランス、標準。極でいうとTR, TRS, TRRS, TRRRS。

 驚くべきことに、規格が統一されていないらしい。

 どうりで整理された情報がないわけだ。

 きっと業者が金儲けや独占をしたくてたくさん作っているのだろう。迷惑きわまりない。

 USBも乱立しているし。こういう規格の乱立には滅んでほしい。

 調査だけで時間がとられる。しかも規格が統一されていないため、情報を整理することもできない。商品を選ぶときはさらに時間がかかるだろう。ムダだらけ。