早とちりで環境破壊してしまった。
症状
/home/{user}/.cache/mozilla
をRamDiskに移した。再起動したら消える。
翌日、Firefoxを起動しようとしたらFirefoxがエラーで起動できなくなっていた。
発端
前回のせい。
/home/{user}/.cache/mozilla
をtmp/Mozilla
にするようシンボリックリンクを作成した。
しかし、tmpはRamDiskにしてあるため、再起動すると消える。
消えた後でFirefoxを起動しようとすると、存在しないキャッシュのパスを参照したため起動に失敗したと思われる。
解決案
改善するためには、起動するたびに自動で/tmp/Mozilla
を作成するようにすればいいと思われる。
今回
いろいろやったログ。
セーフモードで起動を試みるも失敗
$ firefox -safe-mode (firefox:2787): GLib-GObject-WARNING **: Attempt to add property GnomeProgram::sm-connect after class was initialised (firefox:2787): GLib-GObject-WARNING **: Attempt to add property GnomeProgram::show-crash-dialog after class was initialised (firefox:2787): GLib-GObject-WARNING **: Attempt to add property GnomeProgram::display after class was initialised (firefox:2787): GLib-GObject-WARNING **: Attempt to add property GnomeProgram::default-icon after class was initialised
再インストール
http://blog.livedoor.jp/penguin_drummer/archives/51026130.html
結論からいうと、削除には成功したが、インストールができなかった。
環境が破壊されてしまった。もはやOS再インストールせねばFirefox42.0は復元不能。最悪。
アンインストール
「完全削除」するとプロファイルなども消されてしまうかと思って、ただの「削除」にした。
再インストール
51.01は重すぎるので、42.0を再インストールする。「バージョンの強制」をする。
適用するとエラーが出てインストールできなかった。
ポータブル版Firefoxを使う
仕方ないのでポータブル版Firefoxを探してみた。
http://unix.stackexchange.com/questions/73123/portable-firefox-linux
http://ftp.mozilla.org/pub/firefox/releases/42.0/linux-i686/ja/
ダウンロードし解凍後、Firefox
ファイルを起動した。
しかし、以下のようなエラーが出た。
プロファイルが見つかりません。 あなたの Firefox プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。
サポートページ
ググってみるとサポートページがあった。
~/.mozilla/firefox
配下にプロファイルデータがあるらしい
探してみると、それらしきものがあった。
~/.mozilla/firefox/{意味不明な文字列}.default
がプロファイルデータと思われる。
default
がプロファイル名。自分で作っていないからdefaultのままと思われる。
ポータブル版Firefoxにプロファイルデータとprofiles.ini
をコピーした。
再度起動してみるも、同じエラー。
削除したディレクトリを作成してみた
削除した/home/{user}/.cache/mozilla
ディレクトリを作成してみた。
/home/{user}/.cache/Mozilla/Firefox
ディレクトリを作成した。大文字と小文字が違うが。
再度起動してみると、成功した。
現状の確認
インストール版Firefoxは復元できない。今後はポータブル版Firefoxを使うことになる。
LixnuはUSBメモリにインストールしてあるし、Firefoxもそうだった。今回は外付HDDにポータブル版Firefoxをインストールしてみた。
でもキャッシュは/home/{user}/.cache
配下なのでUSBメモリを使用していると思われる。
課題
- PC再起動後もRamDiskを自動作成するようにしたい
所感
一体何度、環境破壊すれば気が済むのか。痛い思いをして覚えていくしかないのか。Windowsの復元はとてもありがたい機能だった。