やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

和音について調べてみた

むずかしそう。

和音

和音は、高さが異なる複数のピッチクラスの楽音が同時にひびく音のことである。

たとえば Cの長三和音(C Major Triad)は C, E, G (ド,ミ,ソ) の3音である。

参考

使われ方

古典的な西洋音楽音楽理論では、三和音を基本として考えることが多く(実際の音楽では2音だけが同時に鳴ることもあるが、これらはすべて三和音のいずれかの音が省略されたものと考える)、ポピュラー音楽では四和音を基本として考えることが多い。

種類

三和音

構成音 記号(Key=C)
長三和音 Major Triad P1, M3, P5 C, CM, CMA, Cmaj, C△
短三和音 Minor Triad P1, m3, P5 Cm, Cmi, Cmin, C-, C-△
減三和音 Diminished Triad P1, m3, d5 Cdim, Co, Co△, Cm-5, Cm(♭5), C–5, C-(♭5), C dim(triad), Cdim△
増三和音 Augmented Triad P1, M3, a5 Caug, C+, C+5, C(#5), C+△, C△+5, C△(#5)

四和音

七の和音

構成音 記号(Key=C)
属七の和音 Seventh P1, M3, P5, m7 C7
短七の和音 Minor Seventh P1, m3, P5, m7 Cm7, Cmi7, C-7
長七の和音 Major Seventh P1, m3, P5, M7 CM7, CMa7, Cmaj7, C△7
減七の和音 Diminished Seventh P1, m3, d5, d7 Cdim7, Co, Co7, Cm6-5, Cm6(♭5), Cm(♭7)(♭5), Cm(-7)-5, C-6-5, C-6(♭5), C-(-7)-5, C-(♭7)(♭5)
増七の和音 Augmented Seventh P1, M3, a5, M7 Caug M7, CM7+5, CM7(#5), C+△7, C△7(#5)
短三長七の和音 Minor Major Seventh P1, m3, P5, M7 CmM7, Cm maj7, C-△7, C-M7, C- maj7
減五短七の和音(半減七の和音) Half Diminished Seventh P1, m3, d5, m7 Cm7-5, Cm7(♭5), Cmi7(♭5), CØ, C-7-5, C-7(♭5)

付加六の和音

構成音 記号(Key=C)
メジャー・シックス MajorSix P1, M3, P5, M6 C6
マイナー・シックス MinorSix P1, m3, P5, M6 Cm6

五和音

構成音 記号(Key=C)
属九の和音(長九の和音) Ninth P1, M3, P5, m7, M9 C9, C7(9), C7(add9)
属七短九の和音(短九の和音) MajorNinth P1, M3, P5, m7, m9 C7(♭9)

他の和音

構成音 記号(Key=C)
? ? P1, M3, P5, m7, a9 C7(#9), C7(♭10)
? ? P1, P4, P5 Csus4
? ? P1, P4, P5, m7 C7sus4
? ? P1, M2, P5 Csus2
? ? P1, M3, P5, m7, a11 C7(♯11)
? ? P1, m3, P5, M7, a11 CM7(♯11)
? ? P1, M3, m7, M13 C7(13)
? ? P1, M3, m7, m13 C7(♭13)
? ? P1, M3, P5, M9 C(add9)
? ? P1, M3, P4, P5 C(add4)
? ? P1, M3, d5 C-5, CM-5
? ? P1, M3, d5, m7 C7-5

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E9%9F%B3#.E3.81.9D.E3.81.AE.E4.BB.96.E3.81.AE.E5.92.8C.E9.9F.B3

C7(♯11) 属七の和音に、根音から増11度の音を加えた和音。

増11度が半音いくつ分かわからなかったので、以下の表をコピペして作ってみた。

単音程

1度……同じ音の高さを完全1度、または同度、あるいはユニゾンと呼び、半音が1個分の幅を増1度と呼ぶ。
2度……半音が1個分の幅を短2度と呼び、半音が2個分の幅を長2度と呼ぶ。
3度……半音が3個分の幅を短3度と呼び、半音が4個分の幅を長3度と呼ぶ。
4度……半音が5個分の幅を完全4度と呼び、半音が6個分の幅を増4度または三全音(トライトーン)と呼ぶ。
5度……半音が6個分の幅を減5度または三全音(トライトーン)と呼び、半音が7個分の幅を完全5度と呼ぶ。
6度……半音が8個分の幅を短6度と呼び、半音が9個分の幅を長6度と呼ぶ。
7度……半音が10個分の幅を短7度と呼び、半音が11個分の幅を長7度と呼ぶ。
8度……半音が12個分の幅を完全8度、またはオクターブと呼び、ここまでの音程を単音程と呼ぶ。そして、結合辞はここから再び1度から7度までを循環する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E7%A8%8B

複音程

8 1+7度……同じ音の高さを完全1度、または同度、あるいはユニゾンと呼び、半音が1個分の幅を増1度と呼ぶ。
9 2+7度……半音が1個分の幅を短2度と呼び、半音が2個分の幅を長2度と呼ぶ。
10 3+7度……半音が3個分の幅を短3度と呼び、半音が4個分の幅を長3度と呼ぶ。
11 4+7度……半音が5個分の幅を完全4度と呼び、半音が6個分の幅を増4度または三全音(トライトーン)と呼ぶ。
12 5+7度……半音が6個分の幅を減5度または三全音(トライトーン)と呼び、半音が7個分の幅を完全5度と呼ぶ。
13 6+7度……半音が8個分の幅を短6度と呼び、半音が9個分の幅を長6度と呼ぶ。
14 7+7度……半音が10個分の幅を短7度と呼び、半音が11個分の幅を長7度と呼ぶ。
15 8+7度……半音が12個分の幅を完全8度、またはオクターブと呼び、ここまでの音程を単音程と呼ぶ。そして、結合辞はここから再び1度から7度までを循環する。

増11度は半音18個分である(半音6個+12個(1オクターブ分))

他にも、空虚五度 (パワーコード)、オクターブ奏法など2音だけのものもあるらしい。これらはヴォイシング(和音の転回)の一種らしい。位置を変えるだけでなく、音を抜くのも転回なのか?

転回(ヴォイシング

和音の転回はヴォイシングともいうらしい。和音における構成音の最低音高の音を、別の構成音に変えること。

三和音

構成音 転回
C4,E4,G4 基本形(C Major Triad Chrod)
E4,G4,C5 第1転回形
G4,C5,E5 第2転回形

四和音

構成音 転回
C4,E4,G4,Bb4 基本形(C7)
E4,G4,Bb4,C5 第1転回形
G4,Bb4,C5,E5 第2転回形
Bb4,C5,E4,G4, 第3転回形

五和音

構成音 転回
C4,E4,G4,Bb4,D5 基本形(C7(9))
E4,G4,Bb4,C5,D6 第1転回形
G4,Bb4,C5,E5,D6 第2転回形
Bb4,C5,E5,G5,D6 第3転回形

第9音は特殊で、根音の9度以上、上に置かなければならないなどの制約があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD)

コードネームだけでは正確に伝えられない

そもそも和音の構成音は細かく指定されないことが多いらしい。転回形など楽器や奏者に委ねられることが多いとか。

楽器によって異なる

論理的な和音については上記の通り。

しかし、実際は同じ和音でも楽器ごとに異なる音を出すものらしい。

理由は単純。楽器や人間の物理的な問題によって出せる音が変わるから。ピアノ、ギターなど楽器ごとの物理特性を知らないと自然な和音は出せない。

ジャンルごとに変わる

音楽のジャンルによって暗黙のルールもあるらしい。

ポップスやジャズなどでC11, C13など表記されている場合、7th, 9th, を加えて、3th, 5thを省略することを意味することがあるらしい。

コードネーム一覧 - Programming Field

所感

非和声音(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%92%8C%E5%A3%B0%E9%9F%B3)もあるが、それはコード進行と和音の併用になるため高度。今は無視する。