やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

災害用伝言ダイヤル171を使ってみた

 2018-09-06 北海道地震で。

災害用伝言ダイヤル

 電話番号「171」で伝言を残せる。安否確認に使える。無料。

https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/

  • 自分の安否を誰かに残したいときは「録音」する(30秒間)
  • 誰かの安否を確認したいときは「再生」する

必要なもの

  • インフラ
  • 電話番号
    • 171
    • 自分
    • 相手
  • 電話
    • ケータイ、スマホ or 公衆電話(災害時は無料開放)

手順

  1. 電話番号171へ発信する
  2. 録音なら1、再生なら2を押す
  3. つづけて対象の電話番号を押す
  4. 数秒待つと録音なり再生なりのガイダンスがはじまるので従う

 なお、電話がプッシュ式なら手順3のあとに1を押すようガイダンスがある。プッシュ式は数字ボタンを押すと「ピポパポ」のような音がなる。

所感

 自分の電話番号で録音し、次にそれを再生してみた。これで一通りの使い方がわかった。

 ただ、細かい操作がわかりづらかった。電話機によって細かな操作方法が違うのが難点。

171を使うまでの障害

交換器、基地局などの施設が損壊

 復旧を待つしかない。

電話番号を持っていない

 キャリアと契約して電話番号を持っている必要がある。月々の支払いが必要。

171を知らない

 どうにもならない。

使い方がわからない

 171に発信するとガイダンスが聞ける。耳が聞こえて日本語を理解できるなら。

 災害時でないときに無料で使い方を練習できる。毎月1日,15日 00:00~24:00。

ダイヤル式? プッシュ式?

 この違いによって操作方法が異なる。

 そもそも、電話機にそれらの違いがあること自体知らないし、識別する方法も知らなかった。その電話機に応じた手順を利用者が判断せねばならないためガイダンスも操作も難しくなる。

電話番号を覚えていない

 電話番号はケータイやスマホのアドレス帳に入れている人がほとんどだろう。そして停電により充電できないとアドレス帳も確認できない。

 171の録音には自分の電話番号が必要。再生には相手の電話番号が必要。紙にメモして常時携帯しておくと安心だ。

電話がない

  • ケータイ、スマホがない/壊れた/電池切れ
  • 公衆電話が壊れた

 災害時は公衆電話が無料開放されるので財布や硬貨、通話料金がなくてもOK。