pcmanfmより多機能だが、完成度が低い。我慢して使う。
対象環境
- Raspbierry pi 3 Model B+
- Raspbian stretch 2018-06-27
手段
- 探す
- インストールする
- 起動する
1. 探す
$ sudo apt search spacefm ソート中... 完了 全文検索... 完了 spacefm/stable,stable,stable,stable 1.0.5-2 armhf Multi-panel tabbed file manager - GTK2 version spacefm-common/stable,stable,stable,stable 1.0.5-2 all Multi-panel tabbed file manager - common files spacefm-gtk3/stable,stable,stable,stable 1.0.5-2 armhf Multi-panel tabbed file manager - GTK3 version
2. インストールする
$ sudo apt install -y spacefm ... この操作後に追加で 4,604 kB のディスク容量が消費されます。 ...
3. 起動する
$ spacefm
警告が出た。
(spacefm:10752): SpaceFM-WARNING **: No root settings found in /etc/spacefm/ Setting a root editor in Preferences should remove this warning on startup. Otherwise commands run as root may present a security risk.
(spacefm:10752):SpaceFM-WARNING **:/ etc / spacefmにルート設定がありません/環境設定でルートエディタを設定すると、起動時にこの警告が削除されます。さもなければ、ルートとして実行されるコマンドは、セキュリティ上のリスクをもたらすかもしれません
よくわからんが、root権限でできるようなことができちゃうからヤバイかもよ? ってことか?
4. 触ってみる
キー | 動作 |
---|---|
Ctrl +L |
ロケールバーに移動する |
Ctrl +T |
新しいタブを開く |
Ctrl +Tab |
タブのフォーカスを移動する |
このショートカットキーが使いたかった。できて満足。
でも、pcmanfmではできる以下のキーが使えないのが残念。
キー | 動作 |
---|---|
Shift +Delete |
確認なしで削除する |
SpaceFMは多機能を謳っているが、非常に粗が目立つ。これは信頼できない。
- 日本語に翻訳されていないところが多数ある
- 自分でショートカットキーを設定できない
- ツールバーを非表示にするとロケールバーまで消える
- カラム(列)に名前しか表示されない(メニューから設定しても反映されない)
- ドラッグ&ドロップの精度が悪い
- うまく摘めないときがある(何も起こらない or 領域選択する)
- ドロップして上書き確認する(そんなことをユーザがする意味がないのに)
Linuxではかゆいところに手が届くツールは皆無か。
5. 設定
メニュー→表示
→Preferences
をクリックする。
ユーザ
セキュリティーうんぬんと警告が出てたのでsudo
で実行するよう設定してやる。
- メニュー→
表示
→Preferences
をクリックする
高度な設定
タブをクリックするTaminal SU
を/bin/su
から/usr/bin/sudo
へ変更するGraphical SU
を/usr/bin/gksu
から/usr/bin/gksudo
へ変更する
- 警告してくるので無視
が、誤動作しないか不安。
所感
SpaceFMはいまいち信用できない印象。
他のファイラとしてはLinuxMintで標準のcaja
を知っているが、アレをRaspbianにインストールしたらシステムが不安定にならないか心配。python製のranger
もGUIでないから除外。もう他に知らない。