Calc データベース範囲を定義する
セル範囲名のローカル版。
成果物
情報源
データ
Name | Age |
---|---|
X | 10 |
A | 11 |
C | 12 |
B | 13 |
A | 14 |
手順
データベース範囲を定義する
- 上記データを貼り付けて範囲選択する
- メニュー→
Data
→範囲の指定
名前
にNameAge
を入力する参照範囲
を確認する:$Sheet1.$A$1:$B$6
オプション
の列ラベルを含む
にチェックするOK
ボタンをクリックする
データベース範囲を参照する
- 任意セルに
=SUM(NameAge)
を入力する - 結果に
60
が表示される
データベース範囲を並べ替える
- セルを範囲選択する
- メニュー→
Data
→並べ替え
並べ替えキー1
にName
を昇順
に指定する並べ替えキー2
にAge
を昇順
に指定するOK
ボタンをクリックする
なお、並べ替えはセルを範囲選択すればどれでも可能。データベース範囲を定義する必要はない。
類似品
名前(セル名、セル範囲名)
セル範囲名とデータベース範囲の違い
対象 | 外部参照 |
---|---|
セル範囲名 | ○ |
データベース範囲 | ☓ |
「データベース範囲」は「セル範囲名」の劣化版という認識でいいのか?
セル範囲名は外部参照できる
Calcの任意セルに以下を入力する。無事に参照できる。
='https://github.com/ytyaru/LibreOffice.Calc.Usage.20201006084708/blob/master/src/0_guide/26_named_cells.ods?raw=true'#Numeral
0
='https://github.com/ytyaru/LibreOffice.Calc.Usage.20201006084708/blob/master/src/0_guide/26_named_cells.ods?raw=true'#Alphabets
A
データベース範囲は外部参照できない
Calcの任意セルに以下を入力する。エラーになって参照できない。
='https://github.com/ytyaru/LibreOffice.Calc.Usage.20201006084708/blob/master/src/0_guide/29_database_range.ods?raw=true'#NameAge
#NAME?
使い分け
セル範囲名のみ使う。データベース範囲は使わない。
所感
セル範囲名だけあればいいと思うのだが。違いがわからん。データベース範囲とやらは何のためにあるの?
どうでもいいけど名前が紛らわしい。メニュー項目における「名前付きの範囲または式」をここでは省略して「セル名」や「セル範囲名」などと読んでいるが。
対象環境
- Raspbierry pi 4 Model B
- Raspberry Pi OS buster 10.0 2020-08-20 ※
- bash 5.0.3(1)-release
- LibreOffice 6.1.5.2 ※ ※ Help
$ uname -a Linux raspberrypi 5.4.51-v7l+ #1333 SMP Mon Aug 10 16:51:40 BST 2020 armv7l GNU/Linux