ドキュメントに新たな項目として追加される。
成果物
コード
要点
pub use kinds::PrimaryColor;
上記コードを書くと、cargo doc
したときにRe-exports
項目として一覧される。
エクスポートしない
$ cargo new art --lib
src/lib.rs
//! #芸術 //! //! 芸術的な概念をモデル化するライブラリ。 pub mod kinds { /// RYBカラーモデルによる主色 pub enum PrimaryColor { Red, Yellow, Blue, } #[derive(Debug,PartialEq)] /// RYBカラーモデルによる副色 pub enum SecondaryColor { Orange, Green, Purple, } } pub mod utils { // use kinds::*; use super::kinds::*; ///2つの主色を同じ割合で混合し、副色にする pub fn mix(c1: PrimaryColor, c2: PrimaryColor) -> SecondaryColor { SecondaryColor::Orange } } #[cfg(test)] mod tests { use super::*; #[test] fn test_utils_mix() { assert_eq!(utils::mix(kinds::PrimaryColor::Red, kinds::PrimaryColor::Yellow), kinds::SecondaryColor::Orange); } }
$ cargo test $ cargo run $ cargo doc --open
エクスポートする
以下を先頭に追記する。
src/lib.rs
pub use kinds::PrimaryColor; pub use kinds::SecondaryColor; pub use utils::mix;
$ cargo doc --open
対象環境
- Raspbierry pi 3 Model B+
- Raspbian stretch 9.0 2018-11-13
bash 4.4.12(1)-release
rustc 1.34.2 (6c2484dc3 2019-05-13)
- cargo 1.34.0 (6789d8a0a 2019-04-01)
$ uname -a Linux raspberrypi 4.19.42-v7+ #1219 SMP Tue May 14 21:20:58 BST 2019 armv7l GNU/Linux
前回まで
- Rustを学んでみたい(プログラミング言語)
- Rustの環境構築
- RustでHelloWorld
- Rustの和訳ドキュメント
- Cargoでプロジェクト作成・ビルド・実行
- クレートとは?
- Rustで関数を使ってみる
- Rustでモジュールを使ってみる
- Rustで乱数を生成する(rand)
- Rustで標準入力する(std::io::stdin().read_line())
- RustでMatch判定する(match)
- Rustでprintとread_lineを1行にする方法
- Rustで数当てゲーム
- クレート名にドット.が使えない
- Rustの変数と可変性(let, mut) error[E0384]: cannot assign twice to immutable variable
x
- Rustのimmutable束縛とconst定数の違い
- RustのREPL、evcxrのインストールに失敗した
- Rustでコンパイルするときの変数未使用warningを消す
- Rustの変数(再代入、再宣言(シャドーイング))
- Rustのシャドーイングについて
- イミュータブルについて(副作用)
- Rustの定数(const)
- Rustのデータ型(数値)
- Rustのデータ型(論理)
- Rustのデータ型(文字)
- Rustのデータ型(タプル)
- Rustのデータ型(配列)
- Rustの関数
- Rustのif式
- Rustのくりかえし文(loop)
- Rustのくりかえし文(while)
- Rustのくりかえし文(for)
- Rustの所有権(ムーブ)
- Rustの所有権(関数)
- Rustの所有権(スライス)
- Rustの構造体(定義とインスタンス化)
- Rustの構造体(プログラム例)
- Rustの構造体(メソッド)
- Rustの列挙型(enum)
- Rustの列挙型(enum)
- Rustの列挙型(enum)
- Rustのmatch(制御フロー演算子)
- RustでNULLを扱う(Option, Some, None)
- NULL参照は10億ドルの失敗だった
- Rustの列挙型に独自表示を実装する(E0277 対策 std::fmt::Display 実装)
- RustのIfLet(matchの糖衣構文)
- Rustのプロジェクト構造
- Rustのcargoでライブラリ&テスト(単体、結合)
- Rustのモジュール(mod)
- Rustのモジュール(pub)
- Rustのmod参照方法(
mod 子モジュール名;
,use 要素名;
,extern crate クレート名;
,super
) - Rustのインポートまとめ(Rust2018)
- RustのコレクションVec型
- RustのコレクションString型
- RustのコレクションHashMap型
- Rustのコレクション(練習問題)
- Rustのエラー処理
- Rustのジェネリクス
- Rustのトレイト
- Rustのライフタイム1
- Rustのライフタイム2(構造体の定義)
- Rustのライフタイム3(ライフタイム省略)
- Rustのライフタイム4(impl定義)
- Rustの静的ライフタイム5('static)
- Rustのライフタイム6(ジェネリクス、トレイト境界とともに)
- Rustのテストコードを書く
- Rustのテスト実行
- Rustのテスト体系化
- Rustでコマンドライン引数を受け取る
- Rustのファイル読込
- Rustでリファクタリング(モジュール性とエラー処理の向上)
- Rustでテスト駆動開発
- Rustで環境変数を取得する
- RustでStdErr出力
- Rustのクロージャ
- Rustのイテレータ
- Rustのイテレータ(Minigrep改善)
- Rustのイテレータ(パフォーマンス)
- Rustのイテレータ(Minigrep改善)
- Rustのcargo(ビルドのカスタマイズ)
- Rustのcargo(cargo docでドキュメント生成)