ラズパイではwayfireでなくlabwcを使うらしい。
情報源
- ラズパイbookwormの次世代軽量高速デスクトップ環境(になるらしい)labwcとは何か?
- ラズパイbookwormの次世代軽量デスクトップlabwc – 日本語を設定、ついでにワークスペースも設定する
設定
- 端末を起動する
sudo raspi-config
を実行する6. Advanced Options
→A6 Wayland
→W3 Labwc ...
でEnterキーを押す<了解>
して完了させる。リブートすることになる
設定ファイル
$ cd /etc/xdg/labwc $ ls autostart environment rc.xml
~/.config/labwc/
は既存で、environment
だけ存在し、日本語入力設定がされていた。以下でいうマージモードでは起動していないっぽい。
/etc/xdg/labwc/rc.xml
を~/.config/labwc/
にコピペした。そして以下を追記した。
<!-- 2025-08-02 追記 開始 labwc --reconfigure コマンドで反映する --> <keybind key="W-d"><action name="ToggleShowDesktop"/></keybind> <keybind key="C-A-1"><action name="GoToDesktop" to="1" /></keybind> <keybind key="C-A-2"><action name="GoToDesktop" to="2" /></keybind> <keybind key="C-A-3"><action name="GoToDesktop" to="3" /></keybind> <keybind key="C-A-4"><action name="GoToDesktop" to="4" /></keybind> <!-- 2025-08-02 追記 終了--> </keyboard>
端末で以下コマンドを実行し、設定を反映させる。
labwc --reconfigure
Ctrl+Alt+2キーを押下した。が、ワークスペースが切り替わらなかった。
また、Win+Dキーを押下しても、デスクトップ表示もされなかった。
できない
上記では、OpenBoxでできたことは大体できると書いていたが、できない。
少なくとも私がよく使っていた以下ホットキーが使えない。
Win
+D
キーでデスクトップ表示(全ウインドウ最小化)Alt
+Space
,X
キーでウインドウ最大化
Alt+Tabキーは使えるので一安心だが。
Alt
+Space
で↓
キーを2回押し、Enter
キーを押せば最大化できる。でもこれ、以前のより2回も多くのキーストロークが必要。劣化してるじゃん。
所感
wayfile、labwcとウインドウマネージャ(コンポジタ?)を変えてきたが、どちらも使えなかった。
あとは最後の砦、X11に戻してOpenBoxを使う道しかない。
せっかく新しいOSの新しい機能なのに、全部使えないとか……。
ネットの記事を探しても2024年の記事しかない。彼らは本当に今も使えているのか?
あるいはラズパイ4だと機能しないとか? まさかね。