やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

ジャンパーキャップで雄同士をつなげる

 レギュレータの接続口は雄である。でもジャンパー線のほうも雄しかない。そんなときは間にジャンパーキャップを噛ませよう。

 以下がジャンパーキャップ。2.54mmの雄ピンコネクタを2つ受けられるようになっている。内部で金具がつながっており、オス同士をつなげることができる。

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 以下のように、レギュレータとジャンパー線(♂)の間にジャンパーキャップを噛ませる。キャップで仲介することで♂同士で接続できた。

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ジャンパー線は♂♂が多い

 なぜならジャンパー線はブレッドボードでの使用が想定されているから。ブレッドボードはすべて♀だから、それに挿せるようジャンパー線の先端は両方とも♂になっていることが多い。なので入手性が高いのも♂♂である。

ジャンパー線の種類が多すぎる

ジャンパー線の種類が多すぎる

 いちいち雄だの雌だの全パターンを用意すると膨大な数になってしまう。4種ある線を毎回選ぶのか? 作業するとき煩わしい。しかも4種それぞれケースに分けて管理するの? 場所とるよ? かといって一緒くたにすると使うときにイチイチ見分けねばならず面倒。

 さらに銅線の長さは10,20,30,40cmくらいのパターンがあり、太さは18,20,22,24,26,28,30AWG。さらに色まで考慮すると、一体どれだけのパターンがあると思う?

項目 パターン
コネクタ 4
長さ 4
太さ 7
8
  • 4×4×7×8=896

 なんと896パターンある。バカなの? そんなにジャンパー線があっても選べないよ。管理もできないよ。買ったらいくらになるのさ。

 というわけで、できるだけジャンパー線は♂♂だけのほうが好ましい。色も黒とそれ以外の2色でいい。長さは10cnだけ。太さも24AWGだけでいい。これで2種類に絞れる。

部品も♂が多い

 レギュレータなど足(♂)のついた部品が多数ある。なのでそれをブレッドボードに接続するときは必然的に♀が必要になってしまう。

どうする?

  • ジャンパーキャップで雄同士をつなげる
  • 雄と雌のジャンパー線を買う
  • ジャンパー線を自作する(銅線、ピンコネクタ雄・雌、ハウジング雄・雌を買って圧着ペンチでつくる)

 はんだ付けをしたくないなら、上記のような選択肢のうちいずれかを選ぶことになる。

 でも、ジャンパー線の種類をなるべく減らしたいならジャンパーキャップを使ってオス同士をつなげるようにしたほうがいいと思う。

 というわけで、ジャンパーキャップおすすめ。