やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

広告がウザくなって使わなくなったWebサービス

 ありますよね? 私はあります。

広告がウザくなって使わなくなったWebサービス

Yahoo Japan

 もはや相当前の話。Googleが台頭してくる前、私はサーチエンジンにYahooを使っていました。むしろYahooしか知りませんでした。サーチエンジンという言葉もまだ知らなかったはずです。

 Yahooはいわゆるポータルサイトのひとつで、知らない人はいないほど有名だったはず。ブラウザの最初に出るホームページにはYahooを設定していた人も多いのでは? ニュースも見れて検索できてメールやブログもできる最強のポータルサイトでした。

 ところがある日、右側にデカデカ・ビカビカした糞ウザイFlash広告が表示されるようになってしまいました。そう、あの悪名高い「え、私の年収低すぎ?!」でおなじみの、例のアレです。私には人身売買促進にしか見えませんでしたが。
 ほかにも性を強く意識させるような極めて低俗なものまで増えてドン引きしたのを覚えています。ニュースの横にそんなのがあったら、記事はおろかサイトや企業すべてを疑わざるを得ません。金のためなら手段を選ばないえげつなさをマザマザと見せつけられて嫌気が差しました。(もっとも新聞などほかの媒体も似たようなものですが、あの時代はネットが特殊世界だったので同一視できませんでした)

 かくして私は類似サービスを探し、Googleに乗り換えました。使ってみると「シンプル イズ ベスト」。ニュースなんていらなかったと気づきました。無駄なものがないので捗ること。以来、今までずっと使っています。(最近は不満や不安もありますが)

ニコニコ動画

 おなじく相当前の話。Youtubeが台頭してくる前、動画サイトといえばニコニコ動画でした(もっとも住み分けがあると思いますが)。むしろニコニコ動画しか見ませんでした。笑えるものや高い技術に惚れるような良質な動画が数多くあった印象があります。うろ覚えですがゲームもできるようになり、もう娯楽はニコニコだけでいいのではないかと思うほどでした。

 ところがある日、動画の上などに糞ウザイ広告がチラチラ・チョコマカ動くようになってしまったのです。やはりその内容は金儲けや性を強く意識させられる低俗で不快なものでした。
 失礼ながらもとからニコニコはお上品なわけではなかったと思います。それでも広告の下品さとは別種です。優れた動画は「無駄に洗練された無駄のない無駄な技術」がありました。後ろ暗いアンダーグラウンドな部分はあるものの、リスペクトできる点も確かにあったのです。そんな思いを広告によって一発で白けさせられ、もはやニコニコに来たいと思えなくなりました。

 今では昔ほど動画サイトを見ることはなくなりました。「大衆化するとつまらなくなる・余計なものばかり見せられる」という固定観念も定着したように思います。

所感

 いまは広告ブロックが広まっている。だがサイト側も「広告ブロック禁止」を実装してブロックを解除させようとするサイトが増えてきた。

 広告戦争に終わりはない。

 こんなものに付き合わされたくはないものだ。