やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

Calc odsのGitHubリビジョン管理について

 可視性の問題がある。バイナリ形式のためdiffで差分確認できない。

前回

 Calcの変更追跡よりもgithubでリビジョン管理したほうがよい。

機能 ミス対処種別
保護 予防
変更記録 一度きりの承認・破棄(以後は閲覧のみ)
GitHub 復元

問題

 githubではバイナリデータのdiffがとれない。(どこが変更されたかひと目でわからない)

ファイル形式とdiff

 odsのようなバイナリ形式だと差分をdiffで可視化できない。fods形式なら可能。

ファイル形式 diffによる可視化
ods(binary)
fods(text(XML))

odsxmlをzip圧縮した形式である

 じつはodsxmlをzip圧縮した形式である。

  1. 任意odsファイルをコピーする
  2. 拡張子をzipに変更する
  3. unzip パスで展開する
  4. content.xmlが内容である

 xmlはテキスト形式なので可視化できる。だが、展開せねばならないため即時確認はできない。

XML

 XMLのdiffをとったとして、見やすいとは思えない。

所感

 LibreOffice Calc が gitと連携し、自動的にodsを展開して見やすい形に整形してdiffできればいいのだが。そんな機能はない。

 なかなか理想的なリビジョン管理は難しい。

 可視化よりも復元できることのほうが重量なので、機能の優先順位はgithub変更記録保護で変わりない。

対象環境

$ uname -a
Linux raspberrypi 5.4.51-v7l+ #1333 SMP Mon Aug 10 16:51:40 BST 2020 armv7l GNU/Linux