やってみる

アウトプットすべく己を導くためのブログ。その試行錯誤すらたれ流す。

揚げ玉がほとんど最後まで残ってしまい麺と一緒に食べれない問題

 もうすぐ年末。年越しそばを食べますよね? そこで常々気になっていたことがあります。だまてんカスっていつも最後に残ってしまいませんか? 最後に汁を飲むときになって、ようやく一緒に飲めるのです。ちがう、そうじゃない。私は麺と一緒に揚げ玉を食べたいんだ! これを「揚げ玉が最後に残ってしまう問題」と銘打ち、ここに未解決問題として提唱します。

 そこで皆さんに問題です。どうしたら揚げ玉を麺と一緒に食べられますか? もっとも再現率の高い回答をコメントくださった方には、私が書いた揚げ玉のイラストを差し上げます。当選の発表は当記事の更新をもって返させていただきます。期限は今年いっぱい。奮ってご応募ください。

揚げ玉が最後に残ってしまう問題

 そばやうどんを食べるとき、必ずやかける「揚げ玉」。しかし、彼らのほとんどは麺を食べ終わったあと、汁の中でふにゃふにゃに肥大化しただらしない状態で残ってしまう。まったくもって許しがたい所業である。

 いいか、よくきけ揚げ玉。私は汁に油分をあたえた上で、かつサクサクした食感を麺とともに味わいたいのだ! 飲みたいんじゃない。食べたいんだ。そのためにお前を投入したのだよ。だというのに、なんという体たらく! これではただの油カスではないか!

 私とて、何も努力を怠ったわけではない。箸で麺をつかみ、次に揚げ玉をお椀の隅まで追い詰めつつ、そのまま持ち上げて口に運んださ。これで一緒に食べられると思うだろう? だが、そうはならなかった! 狡猾にもやつら揚げ玉は、麺からつるっとすべり落ち、汁の海へと帰ってゆくのだ。私の苦労も水泡に帰す。

 なぜだ。麺の質に問題があるのか? 縮れ麺ならキャッチできたとでもいうのか? しかしそれなら、そばの粘性やザラザラにひっかかってくれたっていいじゃないか。乾麺のうどんならばツルツルのまっすぐなので絶望的だと諦めもつくがな。

 そもそも、揚げ玉はなぜかお椀の縁に集まりやがる。まるで「飲んでください」とでもいわんばかりだ。お椀に口をつければすぐに飲めるポジションに陣取っている。だがちょっと待ってくれ、それはおかしい。私は揚げ玉を袋から投入するとき、まちがいなくお椀の中央に投下したはずである。だというのに奴ら揚げ玉は、なぜかお椀の縁に集まるのだ! 麺の上に乗せてすくおうとすると、奴らはぬるっとすり抜けて、いつの間にかお椀の縁にゆくのである! ムキーッ! 憎い。いつのまにか中央に集まる揚げ玉どもが憎い! ふざけるな! 中央にいろ! 飲みたいんじゃなく、食べたいんだ! 噛ませろよ! 麺に絡めや! サクサクのままでいろよぉおおお!

揚げ玉を麺と一緒に食べる方法

方法 揚げ玉採集率 所感
お椀の縁に追い詰めて持ち上げる 1% ほぼ取れず絶望。怒りと悲しみと憎しみに囚われ年も越せない。来年の抱負「揚げ玉を麺と一緒に食べる」。達成できずイライラして夜も眠れなくなり初夢は揚げ玉になる夢をみる。お年玉は揚げ玉。油でベトベトのポチ袋に一族騒然阿鼻叫喚。年始早々波乱の様相。今年のラッキーカラーは黄色。

 皆さんは揚げ玉、麺と一緒に食べることができますか?

追記(2021-12-31 21:15)

 はいプレゼントです。お年玉ですよ。おめでとうございます。いつもより余計に脂ぎっております。

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 え、結局どうやって麺と一緒に食べるかって? あのあと考えたのですが「袋から直接食べる」くらいしか思いつきませんでした。でもそれは雅じゃない。品に欠ける。スマートじゃない。でも私には他に思いつかなかったよ。